山下知緒(やました ともお)
手裏剣術を表芸とする武術道場「研武塾」塾長。
1971年生まれ。おとめ座。
2005年に武術関連のイベント企画や情報発信をおこなう「ビー・フィールド」を発足。演武大会やトークライブの主催、武術専門誌への企画提案などを手がける。2006年、棒手裏剣術の稽古会「武学倶楽部」を創設。古流剣術の原理を基にした験流手裏剣術の体系化や型の制定を進める。2008年には稽古会を刷新して、手裏剣術道場「研武塾」を設立。手裏剣製作の勉強会「武具学会」を併設して、多面的な武術研究にとり組む。
『古式伝験流手裏剣術』(並木書房)のご案内
『古式伝 験流手裏剣術』【DVD付き】
山下知緒(やました ともお)[著] A5判並製
163ページ 定価2,000円(税別) 2014年4月23日刊行
* 書店、アマゾン、並木書房ホームページネット等で販売中
<並木書房ホームページネット>
http://www.namiki-shobo.co.jp/
忍者マンガや時代劇ではうかがい知れないリアルな手裏剣(しゅりけん)は、剣術の世界に存在した!
手裏剣術とは本来、手におさまるものは何でも剣とする究極の剣術である。剣の速さや鋭さは、武器そのものよりも精妙な技の中に隠されている。極小の刃を回転させずに飛ばす棒手裏剣は「投げる」のではなく「打つ」ことを極意とし、それは刀法の真髄にも通じる。古流剣術の理合いに筆者独自の工夫を加えて編み出した「験流(けんりゅう)手裏剣術」は、見る者を圧倒し、知られざる剣の道を切り開く。
武芸十八般の一つとして、剣豪宮本武蔵をはじめとする武士らが探求した秘術を、現代によみがえらせた本格的指南書!